上座・下座とは|基本の見分け方とビジネスマナー

会議室や飲み会、タクシーなど、さまざまな場面で話題になる「上座・下座」。 本記事では基本的な決まり方と、シーンごとの考え方をまとめました。

上座・下座とは

上座(かみざ)とは、その場で最も格上・目上の人が座る席のこと、下座(しもざ)とは 逆に最も格下の人や、もてなす側(幹事・部下など)が座る席のことです。日本の ビジネスマナーや冠婚葬祭の場で、席の順番を決める考え方として使われています。

基本のルール:入口からの距離

最も基本的な考え方は「入口から遠い席が上座、入口に近い席が下座」 というものです。入口に近い席は、部屋の出入りや配膳などで落ち着かないため、 もてなす側や立場が下の人が座り、逆に入口から遠く、部屋の奥の落ち着いた席を 目上の人に譲るという考え方に基づいています。

入口の位置を選ぶと、どの席が上座になるか確認できます。

体験デモ

入口の位置を選ぶと、上座・下座がどこか自動でわかります

一直線に並んだ6席の会議テーブルを例に、入口から最も遠い席が上座になる様子を確認できます。

景色や床の間も上座の目安になる

和室では、床の間(掛け軸や生け花を飾る場所)を背にする席が上座とされています。 また、レストランなどでは、窓からの景色が良い席や、絵画・美術品に近い席が 上座として扱われることもあります。いずれも「その部屋で一番良い席を目上の人に」 という考え方は共通しています。

シーンによって変わる上座の位置

シーン 上座の考え方
会議室入口から最も遠い、スクリーンや壁を背にする中央の席
タクシー運転手の後ろの席(乗り降りしやすく、運転手から見えにくいため)
エレベーター操作パネルの正面から見て奥、ドアから遠い位置
居酒屋・座敷入口から遠く、床の間があればそれを背にする席

こうした慣習に「古い」「くだらない」と感じる声があるのも事実です。その背景については 上座・下座は古い?という疑問 で詳しく解説しています。

まとめ

上座・下座の基本は「入口から遠い席が上座」ですが、シーンによって具体的な 位置は変わります。実際の部屋の形や人数に合わせて上座・下座を確認したい場合は、 上座・下座シミュレーター をご活用ください。

部屋の広さと入口の位置から上座を調べる →