日本神話の家系図|イザナギから神武天皇までをわかりやすく解説

日本神話の神様は、世界の始まりの神から、初代天皇とされる神武天皇まで つながっているという形で語られています。神様の数が多く混乱しやすいため、 本記事では古事記をもとに、主な流れを順番に整理しました。

家系図の全体の流れ

大まかな流れは次のとおりです。

  1. 世界の始まりに現れた神々(別天津神・神世七代)
  2. 伊邪那岐命と伊邪那美命による国生み・神生み
  3. 伊邪那岐命から生まれた三貴子(天照大御神・月読命・須佐之男命)
  4. 天照大御神の子孫が地上に降りる(天孫降臨)
  5. 邇邇芸命の子孫から初代天皇の神武天皇へ

世界の始まりの神々

古事記では、天地が分かれたとき、最初に天之御中主神をはじめとする 5柱の「別天津神(ことあまつかみ)」が現れたとされます。そのあとに 「神世七代(かみよななよ)」と呼ばれる神々が続き、最後の代に 伊邪那岐命と伊邪那美命が登場します。

イザナギとイザナミから三貴子へ

伊邪那岐命と伊邪那美命は夫婦となり、日本列島や多くの神を生みました。 伊邪那美命は火の神を生んだことが原因で亡くなり、黄泉の国へ行きます。 黄泉の国から戻った伊邪那岐命が身を清めたときに生まれたのが、 天照大御神(左目)、月読命(右目)、須佐之男命(鼻)の三貴子とされています。 主な神様の役割は 日本神話の神様一覧 でまとめています。

天照大御神から神武天皇まで

天照大御神の子孫は、次のようにつながっていくと語られています。

世代神様・人物ポイント
1天照大御神高天原を治める太陽の神
2天忍穂耳命(アメノオシホミミ)天照大御神の子。地上を治める役目を受けた
3邇邇芸命(ニニギ)天孫降臨で地上に降りた
4火遠理命(ホオリ)山幸彦としても知られる
5鵜葺草葺不合命(ウガヤフキアエズ)神武天皇の父
6神倭伊波礼毘古命(カムヤマトイワレビコ)のちの初代天皇・神武天皇

須佐之男命の子孫・大国主命

高天原を追放された須佐之男命は出雲に降り、八岐大蛇を退治しました。 その子孫とされるのが、国づくりの神として知られる大国主命です。 大国主命は、のちに地上の国を天津神に譲ったと語られています。

※ 世代や系譜は、古事記と日本書紀、また解説する書籍によって異なる場合があります。 本記事は、古事記の記述をもとにした一般的な説明の一つです。

よくある質問

高天原とは何ですか?

日本神話で、天津神が住むとされる天上の世界です。天照大御神が治めていると語られています。

黄泉比良坂とは何ですか?

生きている者の世界と死者の国「黄泉の国」との境にあるとされる坂です。伊邪那岐命が黄泉の国から逃げ帰るときに通ったと語られています。

振り返ってはいけない、見てはいけない日本神話はありますか?

伊邪那岐命が、亡くなった妻の伊邪那美命を迎えに黄泉の国へ行き、「見ないで」と言われたのに姿を見てしまう場面が有名です。その後、伊邪那岐命は黄泉の国から逃げ帰ったとされています。

日本神話は何から読めばよいですか?

神話が記された「古事記」の神代の部分(上巻)が基本とされています。現代語訳や、漫画・解説書も数多く出ています。

まとめ

日本神話の系譜は、「世界の始まりの神々 → イザナギ・イザナミ → 三貴子 → 天孫降臨のニニギ → 神武天皇」という流れで整理できます。神様ごとの解説や 相関関係は、 日本神話図鑑 をご活用ください。

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