バレーのOHとは?アウトサイドヒッターの役割・WSとの違い・レフトとの関係
バレーの「OH」は、アウトサイドヒッター(Outside Hitter)の略です。コートの左右(サイド)からスパイクを打ち、 サーブレシーブにも参加する、攻撃と守備の両方を担う選手を指します。本記事では、OHの役割、WS(ウイングスパイカー)との違い、 「レフト」や位置番号との関係、他のポジションとの違いを整理します。ポジションの一覧は バレーのポジションと役割一覧 にまとめています。呼び方や役割の分け方は、チームや指導者によって異なる場合があります。
OHとは(要点)
- 正式名:アウトサイドヒッター(Outside Hitter)。略して「OH」。
- 別の呼び方:ウイングスパイカー(WS)。多くの場合、同じ意味で使われる。
- 役割:コートの左右(サイド)からのスパイクと、サーブレシーブ・レシーブの両方。
- 1チームの人数:6人制では、OHを2人置く編成が多い。
OHの役割
| 場面 | OHの主な役割 |
|---|---|
| 攻撃 | コートの左右(サイド)から、セッターの上げたトスをスパイクする。チームの攻撃の中心になることが多い |
| サーブレシーブ | 相手のサーブを受けて、セッターに返す。レシーブの中心を担うことが多い |
| ブロック | 前衛にいるときは、ネット際でブロックに跳ぶ |
| 後衛での攻撃 | 後衛にいるときも、後ろからバックアタックを打つことがある |
攻撃と守備の両方をこなすため、OHには、スパイクの決定力に加えて、レシーブの安定感が求められます。
OHとWS(ウイングスパイカー)の違い
OHとWSは、多くの場合、同じポジションを指します。「アウトサイド(外側)」と「ウイング(翼、両翼)」という、 コートの左右のサイドを表す言葉の違いで、役割に違いがあるわけではありません。どちらの呼び方を使うかは、 チームや指導者、大会や媒体によって異なります。
OHと「レフト」の関係|位置番号との違い
OHは、ネット際の左側(レフト)から打つイメージが強いポジションです。しかし、OHがいつもレフトにいるわけではありません。 OHという名前は選手の役割で、コートの位置番号(1〜6)は、ローテーションのたびに変わるからです。
- コート上の「フロントレフト」は、位置番号4のことです(日本バレーボール協会の6人制競技規則による)。
- OHは、ローテーションによって、前衛の位置4・3・2、後衛の位置5・6・1のどこにも入ります。
- OHが前衛のとき、多くのチームでは、サーブレシーブのあとに、攻撃の位置(主にレフト側)へ動いてスパイクを打ちます。
- OHが後衛の位置1にいるときは、サーブを打つ番です。
位置番号ごとの動き方は バレーボールのローテーションとは で、実際の並びは バレーボール ローテーション表 で確認できます。
OHと他のポジション(MB・OP・S・リベロ)の違い
| ポジション | 主な位置・役割 | OHとの違い |
|---|---|---|
| OH(アウトサイドヒッター) | コートの左右のサイドから攻撃する | 攻撃に加えて、サーブレシーブも担う |
| MB(ミドルブロッカー) | ネット中央で、ブロックと速攻を担当する | OHがサイドなら、MBは中央。ブロックの中心になる |
| OP(オポジット) | セッターの対角に入り、主にライト側から攻撃する | 攻撃が中心で、サーブレシーブに入らないチームが多い |
| S(セッター) | トスを上げて、攻撃を組み立てる | OHが打つスパイクの、トスを上げる側 |
| L(リベロ) | 後衛の守備専門 | ネット上端より高い位置からの攻撃はできない(ブロックとサーブもできない) |
OHは、多くのチームで2人が、コート上の対角(位置番号で3つ離れた位置)に並びます。 セッターの対角がオポジット、MB同士、OH同士が向き合う形です。 各ポジションの役割の全体は バレーのポジションと役割一覧 をご覧ください。ルールの全体像は バレーボールのルール(6人制)入門 にまとめています。4人制の ソフトバレーボール は、人数もコートも異なるため、6人制のポジションの考え方がそのまま当てはまるとは限りません。
※ ポジションの呼び方や役割は、チームや指導者、大会によって異なる場合があります。本記事は6人制の一般的な説明で、位置番号の定めは日本バレーボール協会「バレーボール6人制競技規則(2026年度版)」によります。
よくある質問
バレーのOHとは何ですか?
アウトサイドヒッター(Outside Hitter)の略で、コートの左右(サイド)からスパイクを打つ選手です。サーブレシーブにも参加し、攻撃と守備の両方を担います。
バレーのOHとWSの違いは何ですか?
多くの場合、同じポジションを指します。OHはアウトサイドヒッター、WSはウイングスパイカーの略で、呼び方の違いです。チームや媒体によって、どちらを使うかは異なります。
バレーのOHは、レフトのことですか?
OHは、ネット際の左側(レフト)から打つイメージが強いポジションですが、レフトそのものではありません。OHは選手の役割の名前で、レフトはコート上の位置(位置番号4)の呼び名です。ローテーションによって、OHは前衛の位置4・3・2や、後衛の位置5・6・1に入ります。
バレーのOHとオポジット(OP)の違いは何ですか?
OHは、コートの左右のサイドから攻撃し、サーブレシーブも担います。オポジットは、セッターの対角に入り、主にライト側から攻撃するポジションで、サーブレシーブに入らないチームが多いです。
まとめ
バレーのOHは、アウトサイドヒッターの略で、サイドからスパイクを打ちながら、サーブレシーブも担う選手です。WSとは多くの場合、同じ意味です。 OHがローテーションでどの位置に入るかを確認したいときは、 バレーボール ローテーション表 をご活用ください。