家紋の格式ランキング|五大紋・十大紋とは

家紋について調べていると、「格式が高い家紋」「五大紋」「十大紋」といった言葉を目にします。 本記事では、これらが具体的にどの家紋を指すのか、なぜ格式が高いとされるのかを整理します。 家紋の基本的な仕組みは 家紋とは|同じ苗字でも家紋が違う理由 で解説しています。

十大紋(じゅうだいもん)とは

十大紋は、日本で特に広く使われてきたとされる、次の10種類の家紋を指します。

家紋読み
柏紋かしわもん
片喰紋かたばみもん
桐紋きりもん
鷹の羽紋たかのはもん
橘紋たちばなもん
蔦紋つたもん
藤紋ふじもん
茗荷紋みょうがもん
木瓜紋もっこうもん
沢瀉紋おもだかもん

五大紋(ごだいもん)とは

五大紋は、十大紋のうち特に使用例が多いとされる、次の5種類を指します。

なぜ桐紋は「格式が高い」と言われるのか

桐紋は、古くから皇室に関わる紋として使われてきた歴史があります。その流れを受けて、 現在も日本政府の紋章(内閣府や閣僚のシンボルなど)として使われていることから、 「格式の高い家紋」として紹介されることが多くあります。

ただし、家紋の格式には、公的に定められた明確な順位制度があるわけではありません。 歴史的にどのような身分・場面で使われてきたか、という経緯から、結果として 「格式が高い」と語られるようになった、という位置づけで理解しておくとよいでしょう。

格式と家柄は、イコールではない

片喰紋のように、公家から庶民まで幅広い身分で使われてきた家紋もあります。家紋は 時代が下るにつれて一般の家にも広く普及したため、同じ家紋を使っているからといって、 特定の家柄や由緒を断定することはできません。自分の家の家紋の由来を正確に知りたい場合は、 お墓や仏壇の紋、本家への確認が確実です。この方法は 家紋とは|同じ苗字でも家紋が違う理由 で詳しく解説しています。

自分の苗字から、代表的な家紋の候補を調べたいときは、 苗字から家紋を調べるツール をご利用ください。戦国武将が使った家紋は 戦国武将の家紋一覧 で解説しています。

※ 五大紋・十大紋の分類や「格式」の語られ方は、文献によって多少の違いがあります。本記事は、広く紹介されている一般的な内容をまとめたものです。

よくある質問

一番格式の高い家紋は何ですか?

桐紋(きりもん)が、格式が高い家紋としてよく紹介されます。古くから皇室に関わる紋として使われてきた経緯があり、現在も日本政府のシンボルマークに使われています。ただし、家紋の格式には明確な公式の順位があるわけではなく、歴史的な使われ方からそう語られている、という位置づけです。

五大紋・十大紋とは何ですか?

十大紋は、日本で特に広く使われてきた10種類の家紋(柏・片喰・桐・鷹の羽・橘・蔦・藤・茗荷・木瓜・沢瀉)を指します。五大紋は、その中でも特に多いとされる5種類(桐・鷹の羽・藤・片喰・木瓜)を指します。

家紋の格式は、家柄の高さを表しますか?

桐紋のように、歴史的に高い身分と結びついてきた家紋はありますが、同じ家紋を使っているからといって、必ずしも特定の家柄につながるとは限りません。家紋は時代とともに広く一般にも使われるようになったため、紋の種類だけで家柄を断定することはできません。

まとめ

五大紋・十大紋は、歴史的に広く使われてきた代表的な家紋です。桐紋が格式高いとされるのは、 皇室・政府とのつながりという歴史的背景によるものですが、家紋の種類だけで家柄を断定する ことはできません。自分の苗字の代表的な家紋を調べたいときは、 苗字から家紋を調べるツール をご活用ください。

苗字から家紋を調べる →