規定投球回とは?規定打席との違いと、試合数別の早見表

防御率や打率のタイトルを争うには、一定以上の投球回や打席数が必要です。この基準が、規定投球回と規定打席です。 本記事では、その計算式と試合数別の早見表、規定に足りないときの考え方を整理します。 防御率の計算は 防御率の計算方法 で、打率の計算は 打率の計算方法 で解説しています。

規定投球回・規定打席の計算式

これは、プロ野球や大リーグで、広く使われている基準です。防御率や打率などのタイトルは、 この基準を満たした選手が対象になります。規定投球回は、1試合あたり1イニング、 規定打席は、1試合あたり3.1打席が目安です。

試合数を入れて規定投球回を出したいときは、規定投球回の計算ツールが使えます。 自分の投球回を入れると、規定まであと何回かも表示します。

試合数別の早見表

チームの試合数規定投球回規定打席
30試合30回93打席
60試合60回186打席
120試合120回372打席
143試合(日本のプロ野球)143回443打席(443.3の端数を四捨五入)
144試合144回446打席(446.4の端数を四捨五入)
162試合(大リーグ)162回502打席(502.2の端数を四捨五入)

規定打席の端数は、NPB(日本野球機構)の公式な成績ページでは、四捨五入と注記されています (「チーム試合数×3.1(端数は四捨五入)」)。草野球や少年野球の大会では、端数の扱い(切り上げ・切り捨て)を、 大会の規定で決めていることがあります。

規定打席は「打席数」で数える

規定打席で数えるのは、打数ではなく打席数です。四球、死球、犠打、犠飛も、打席に数えます。 打率の計算に使う打数とは違うので、注意が必要です。打数と打席の違いは 打率の計算方法 で解説しています。

規定打席に足りないときの考え方

プロ野球の公認野球規則9.22には、規定打席に満たない打者について、不足している打席数を打数に加えて打率を計算し、 それでも最高の打率であれば、タイトルの対象とする規定があります。大リーグでも、同じ考え方が使われています。 草野球や少年野球の大会では、扱いが異なる場合があるため、それぞれの規定を確認してください。

計算の例:20試合のリーグで、規定打席が 20 × 3.1 = 62打席のとき、 55打席(50打数20安打、打率.400)の選手は、7打席足りません。7打数0安打を加えると、 20 ÷ 57 = .351 になります。この.351が、他の選手の打率を上回るかどうかで、判断します。

規定に達しているかどうかの確認の順番

  1. チームの試合数を確認する(投球回は × 1.0、打席は × 3.1)
  2. 選手の投球回、または打席数(打数ではない)を確認する
  3. 基準に足りないときは、リーグ・大会の規定で、タイトルの扱いを確認する

※ 規定投球回・規定打席の基準や端数の扱いは、リーグ・大会によって異なる場合があります。公式の記録は、それぞれの規定に従ってください。

よくある質問

規定投球回とは、何ですか?

防御率などのタイトルの対象になるために必要な投球回です。プロ野球や大リーグでは、チームの試合数 × 1.0 回が基準です。

規定打席とは、何ですか?

打率などのタイトルの対象になるために必要な打席数です。プロ野球や大リーグでは、チームの試合数 × 3.1 打席が基準で、打数ではなく打席数で数えます。

143試合の規定打席は?

143 × 3.1 = 443.3で、端数を四捨五入して443打席です(NPBの成績ページの注記による)。144試合は446打席です。

まとめ

規定投球回は試合数 × 1.0、規定打席は試合数 × 3.1 です。手元の成績で、打率や防御率を計算したいときは、 野球成績計算ツール をご活用ください。

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