規定投球回の計算ツール(試合数×1.0・あと何回で到達か)
規定投球回は、最優秀防御率などのタイトルの対象になるために必要な、最低限の投球イニング数です。公認野球規則9.22(b)では、最優秀防御率投手は、そのリーグで1クラブあたりに組まれている試合総数と同数以上のイニングを投球していなければならない、と定められています。
日本のプロ野球では、「組まれている試合総数」を「行なった試合数」に置きかえて適用します(9.22注)。つまり、チームが行なった試合数と同じイニング数が、規定投球回です。
※入力した内容はブラウザの中だけで計算し、サーバーには送りません。
規定投球回を計算
チームの試合数
自分の投球回(任意)入れると、あと何回で規定投球回かも出します
規定投球回の計算式
規定投球回 = チーム試合数 × 1.0(試合数と同じイニング数)
あと何回 = 規定投球回 − 自分の投球回(⅓回単位で計算)
143試合なら143イニング、144試合なら144イニングです。公認野球規則の原注には、1クラブ162試合のメジャーリーグでは162イニングが規定投球回数で、161⅔イニングの投手は資格がない、と書かれています。
規定投球回と規定打席の意味や、試合数別の早見表は、コラム「規定投球回と規定打席」で解説しています。
試合数ごとの規定投球回の一覧
チームが行なった試合数と同じイニング数が、規定投球回です。
| チームの試合数 | 計算 | 規定投球回 |
|---|---|---|
| 120試合 | 120×1.0 | 120イニング |
| 130試合 | 130×1.0 | 130イニング |
| 143試合 | 143×1.0 | 143イニング |
| 144試合 | 144×1.0 | 144イニング |
| 162試合 | 162×1.0 | 162イニング |
規定投球回に満たない投手の扱い(原文に書かれていること)
公認野球規則9.22(b)には、最優秀防御率投手は、少なくとも試合総数(日本のプロ野球では「行なった試合数」)と同数以上のイニングを投球していなければならない、と書かれています。規定打席と違い、9.22(b)の原文には、規定投球回数に満たない投手について、不足分を加えて防御率を比べるといった規定は書かれていません。
別の項目である最優秀守備率投手(9.22(c)(3))についてだけ、次の規定が書かれています。「規定投球回数に満たない投手が、規定に達した投手よりも守備機会数(刺殺、補殺、失策の合計)をより多く記録し、なお守備率が最高の場合には、その投手が最高守備率投手となる」。これは守備率についての規定です。
よくある質問
規定投球回とは何ですか?
最優秀防御率投手などの資格として、投球していなければならない最低限のイニング数です。公認野球規則9.22(b)に定められています。
規定投球回の計算式は?
チーム試合数×1.0です。公認野球規則9.22注により、日本のプロ野球では「組まれている試合総数」を「行なった試合数」に置きかえて適用します。たとえば143試合なら143イニング、144試合なら144イニングです。
規定投球回に、1回足りないだけでも資格がありませんか?
公認野球規則の原注に、1クラブ162試合のメジャーリーグでは162イニングが規定投球回数で、161⅔イニングの投手は資格がない、と書かれています。⅓回(アウト1つ)足りなくても、規定には達しません。
規定投球回に満たない投手は、どう扱われますか?
公認野球規則9.22(b)の原文には、規定投球回数に満たない投手の不足分を加えて防御率を比べる、といった規定は書かれていません。規定打席の場合に、不足分を打数として加える規定があるのとは、この点が異なります。
規定打席との違いは何ですか?
規定打席は試合数×3.1(端数は四捨五入)、規定投球回は試合数×1.0です。前者は打者のタイトル、後者は投手のタイトルの資格に使われます。