履歴書の職歴の書き方|「現在に至る」「以上」と退職理由、アルバイト・派遣の場合
履歴書の職歴欄は、書く内容自体はシンプルですが、「現在に至る」や「以上」の位置、退職理由の書き方など、細かなルールで迷いがちです。 本記事では、一般的な職歴欄の書き方を、記入例とあわせてまとめます。 学歴欄の書き方は 履歴書の学歴はどこから書く? で解説しています。
職歴欄の基本の書き方
- 学歴を書き終えたら1行空け、次の行の中央に「職歴」と書く
- 入社・退職を、古い順に1行ずつ書く
- 会社名は「(株)」と略さず「株式会社◯◯」と正式名称で書く
- 年号は学歴欄と同じく、西暦か和暦のどちらかにそろえる
- 必要に応じて、入社の行の次に配属部署や仕事内容を短く書く
記入例(在職中の場合)
| 年 | 月 | 職歴 |
|---|---|---|
| 職歴 | ||
| 2019 | 4 | 株式会社◯◯ 入社 |
| 営業部に配属、法人向けの提案営業を担当 | ||
| 2023 | 3 | 一身上の都合により退職 |
| 2023 | 4 | 株式会社△△ 入社 |
| 現在に至る | ||
| 以上(右寄せ) |
退職理由の書き方
| 退職の事情 | 書き方の例 |
|---|---|
| 自分の都合で退職した(転職・家庭の事情など) | 一身上の都合により退職 |
| 倒産・事業縮小・解雇など会社側の事情 | 会社都合により退職 |
| 契約社員などで契約期間が終わった | 契約期間満了により退職 |
自分の都合による退職は、詳しい理由を書かず「一身上の都合により退職」とするのが一般的です。 退職の理由を詳しく伝えたいときは、面接で説明しましょう。
「現在に至る」と「以上」の書き方
- 在職中:最後の職歴の次の行に「現在に至る」と書き、その次の行の右端に「以上」と書く
- 退職済み:「現在に至る」は書かず、最後の職歴(退職の行)の次の行の右端に「以上」と書く
- 退職予定がある:「現在に至る」の代わりに「◯年◯月 退職予定」と書くこともある
職歴がない場合
新卒などで職歴がない場合は、「職歴」の次の行に「なし」と書き、その次の行の右端に「以上」と書くのが一般的です。
アルバイト・パート・派遣の書き方
アルバイト・パート
アルバイトやパートは、職歴に書かないことが多いです。 ただし、正社員としての職歴がない場合や、応募する仕事に関係する経験の場合は、「株式会社◯◯ アルバイトとして入社」のように雇用形態がわかる形で書くことがあります。
派遣社員
派遣の場合は、雇用契約を結んでいる派遣元(派遣会社)と、実際に働いた派遣先の両方がわかるように書きます。
- 2021年4月 株式会社◯◯スタッフに派遣社員として登録
- (同じ行または次の行)株式会社△△に派遣 経理事務を担当
- 2023年3月 派遣期間満了により退職
入社・退職の年月がわからないときは
入社・退職の年月は、雇用保険の加入記録(ハローワークで確認できる)や、源泉徴収票、給与明細などで確かめられます。 在籍期間や勤続年数を計算したいときは、 勤続年数の数え方 もあわせてご覧ください。
よくある質問
履歴書の職歴に「現在に至る」と書くべきですか?
今もその会社に在籍している場合は、最後の職歴の次の行に「現在に至る」と書くのが一般的です。すでに退職していて在職中の会社がない場合は書きません。
「現在に至る」と「以上」は同じ行に書きますか?
一般的には別の行にします。「現在に至る」を書いた次の行の右端に「以上」と書きます。在職中でない場合は、最後の職歴の次の行の右端に「以上」と書きます。
職歴がない場合はどう書きますか?
職歴欄に「なし」と書き、次の行の右端に「以上」と書くのが一般的です。新卒の場合は、アルバイト経験を職歴に書かないことが多いです。
まとめ
職歴欄は、入社・退職を古い順に1行ずつ書き、在職中なら「現在に至る」、最後に「以上」で締めます。 会社名は正式名称で、年号は学歴欄とそろえましょう。 入社日と退社日を入れれば、職歴欄の文面をそのままコピーできるツールもあります。